2013年5月28日火曜日

13、一戸建て売却時の仲介手数料について

不動産会社に一戸建ての売却を依頼すると仲介手数料というものがかかります。

では、ちょっと簡単に仲介手数料について説明します。

ちょっと難しい説明があるのですが、面倒なので簡単にわかりやすいようにすると仲介手数料は「売却物件の価格の3%+6万円+消費税」という形で現すことができます。

物件価格が200万円以下と400万円以下については計算が違うなどありますが、ここではわかりやすくするため簡単な説明だけにしておきます。

ここで重要なのが、この「3%+6万円」という金額はあくまで「上限」だということです。不動産会社の仲介手数料は法律で決められているのですが、決められているのはあくまで「上限」であり、安くする分にはいくら安くなっても法律に違反することはありません。

基本的には一戸建てを売却する時に支払う仲介手数料が「3%+6万円」を超えることはありません。

しかし、不動産会社は状況によって仲介手数料が変わってきます。


【仲介会社が1つの場合】

売り主(3%+6万円)→ 不動産会社1 ←買い主(3%+6万円)


【仲介会社が2つの場合】

売り主(3%+6万円)→ 不動産会社1 不動産会社2 ←買い主(3%+6万円)


要するに「不動産会社1」だけで取引が完了すれば、(3%+6万円)×2を仲介手数料としてもらえるのですが、「不動産会社2」が買い手を見つけてきて取引に関わってくれば(3%+6万円)になってしまいます。

これは、売り主などのお客さんに取っては支払う額が変わらないので関係のない話しですが、覚えておくと仲介手数料を値引きするときの交渉に使えたりするので、一応頭に入れておくと良いと思います。


まとめると、仲介手数料は3%+6万円+消費税なので、もし一戸建てが2,000万円で売れたとしたら

(2,000×0.03+6)×1.05=693,000円


と、なります。

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